ダイヤモンドコートPOLYTEX
DIAMONDO COAT(ダイヤモンドコート)は商標登録出願中です。※類似、模倣形態にご注意ください。
ダイヤモンドコートの特長
ガラスコーティング膜の評価試験で、強靭さと安定性が実証
塗面を無機質ガラスに改質する 最強ガラスコーティング剤
分岐度の高い三次元ポリマー材質は硬化後ガラスに近似、塗面を無機質表面に改質 分子構造の主骨格を構成する結合は、エネルギーが大きく250℃の高温でも変化しません。 分子中のメチル基の配向は、硬化後優れた超撥水(疎水)性を示し、湿気を吸収しても放出し回復特性が早い事から、濃色車に目立つイオンデポジット、ウォータースポットを最小限に抑制する事を実現しました。 紫外線及び大気汚染物質による劣化が少なく、耐候性に優れ、塗面の黄変、*チョーキング、光沢、艶の消失が少なく長期間安定した塗膜特性を維持します。
*チョーキング…無機充填剤が老化によって表面に粉吹きのように現れてくる現象
厚さわずか5ミクロン!Diamond Coatの膜の強靭さを実証すべく、第3者機関に評価試験を依頼しました。
実施試験の内容と結果
ダイヤモンドコートのガラスコーティング膜の強度、安定性について、評価試験の実施を第3者機関に依頼しました。
試験の内容は、ダイヤモンドコート処理が施されたボンネット用の鉄板に、耐食性、耐衝撃性、耐油性の試験と、更に鉛筆による引っかきの耐性を試験しました。
(1) 耐食性・耐衝撃性・耐油性の試験報告
- 耐食性試験:塩水を噴き付けて放置した際の被膜の耐久性
- 耐衝撃性試験:300gの鉄球を20cmの高さから落下させた際の耐久性
- 耐油性試験:ギヤー油に1時間浸した際の被膜の耐久性
1.件名
ガラスコーティング膜の評価試験
2.目的・概要
JIS D 0202に準拠した試験を行い、コーティング膜の評価をする
3.試料情報
3-1.試料名
・ご支給品(車ボンネット)
3-2.個数
計 9枚(4試験×2枚+断面観察用1枚)
3-3.試料外観写真
<評価試験前の試料調整について>
ご支給頂いたボンネットを、この写真のようにカットした。
↓
カットしたものに対して、ご支給頂いたコーティング材を塗布した。コーティング材塗布後は、空調がかかった部屋内に24hr放置した後に試験を実施した。
4.調査期間
調査実施期間:2011年10月14日~10月26日
5.試験条件
5-1.各試験条件(JIS D 0202に準拠)
表1. JIS D 0202に準拠した各試験条件
試験方法 | 試験内容要旨 | 合否判断基準 |
---|---|---|
①耐食性試験 | JIS Z 2371(ISO 9227 1990 に準拠)塩水噴霧試験による(35℃/5%)放置時間は24時間とする。 | 有効面について直径2mm未満の腐食生成物・膨れ・はがれの発生および塗膜の軟化があってはならない。ただし直径2mm未満の不具合箇所は、有効面100c㎡アタチ1子移行あっってはならない。 |
②耐衝撃性試験 | JIS K 5400の6.13のB法kによる衝撃変形試験機を用い、質量300gのおもりを20cmの高さから落下させる。 | はがれ・割れの発生があってはならない。 |
③耐油性試験 | JIS k 2219による自動車用3種 SAE90のギア-油(20℃)に1時間浸す。 | 膨れ・はがれ・割れ・しわの発生、鏡面光沢度・色の著しい変化および塗膜の著しい軟化があってはならない。 |
6.試験装置及び方法
6-1.試験装置
6-1-①.耐食性試験
6-1-②.耐衝撃性試験
鋼球:300±1g
6-1-③.耐油性試験
油:JIS K 2219 自動車用3種SAE90のギヤー油(中京化成工業㈱製)
ベンジン:ノルマルヘキサン(エステー㈱製)
6-1-④.断面観察
走査型電子顕微鏡:㈱JEOL製JSM-6480LA
6-2.試験方法
6-2-①. 耐食性試験
適用規格: JIS Z 2371-2001準拠
(ISO 9227 1990に準拠)
噴霧室内温度: 35±2℃
空気飽和温度: 47±2℃
圧縮空気圧力: 0.098MPa
塩水濃度: 5±1%(50g/L)
NaCl純度: 99.5%以上
噴霧量: 1.5±0.5(ml/80㎝2/h)
試験時間: 24h
試験後処理: 試験終了時純水にて水洗い
6-2-②.耐衝撃性試験
鋼球:300±1(g)を20(cm)の高さから1回落下させた
※実際の試験風景は、6-1-②の動画参照
6-2-③.耐油性試験
20±1℃の油に試料を1hr浸した。
その後、試料を取り出しベンジンを浸した脱脂綿で油をぬぐい去った。
更に空気中に1時間放置してから、試料表面の状態を確認、写真撮影を行った。
6-2-④.断面観察
ファインカッターにて試料を切断し、ポリッシャーにて研磨した後に走査型電子顕微鏡にて観察を行った。
7.試験結果
7-1.各試験
試験方法 | コーティング膜無し | コーティング膜有り(1回塗布) | コーティング膜有り(2回塗布) |
---|---|---|---|
①耐食性試験 | – | 変化無し | 変化無し |
②耐衝撃性試験 | – | 変化無し※2 | 変化無し※2 |
③耐油性試験 | – | 変化無し | 変化無し |
※2 コーティングに変化は無かったが、母材の塗装には窪みが生じた。
(2)鉛筆による引っかき抵抗性の試験報告
鉛筆硬度試験:H2からの鉛筆で一定の圧を被膜に与えた際の耐久性
1.件名
コーティング膜の評価試験
2.目的・概要
JIS K 5600-5-4に準拠した試験を行い、コーティング膜の硬度を測定する
3.試料情報
3-1.試料名
・ご支給品(基板)
3-2.個数
1枚
3-3.試料外観写真
基板に対して、コーティング材を塗布した。空調がかかった室内に48hr放置した後に、試験を実施した。
4.調査期間
調査実施期間:2011年11月7日~12月5日
5.試験条件
5-1.試験条件(JIS K 5600-5-4に準拠)
表1. JIS K 5600-5-4に準拠した試験条件
試験方法 | 試験内容要旨 | 合否判定基準 |
---|---|---|
鉛筆硬度試験 | 有効面をJIS K 5400の6.14により試験し、塗膜の鉛筆引っかき抵抗性を調べる。 | 受け渡し当事者間の協定における鉛筆引っかき値に適合しなければならない。 |
6.試験装置及び方法
6-1.試験装置
鉛筆硬度試験
鉛筆硬度計
型式:5800型(BYK-Gardner)
6-2.試験方法
鉛筆硬度試験
試験方法 : JIS K 5600-5-4準拠
試験条件 : 使用鉛筆 Uni(MITSUBISHI製)
試験数 : n=1
試験環境 : 23±2℃ 50±5%RH
7.試験結果
7-1.試験結果
表2.試験結果
試験方法 | コーティング膜 無 | コーティング膜 有 |
---|---|---|
鉛筆硬度試験 | 5H | 9H |
7-2. 鉛筆硬度試験後の試料外観写真(拡大)
○:傷がつかない ×:傷がつく —:未実施
(3) 試験結果の証明書
それぞれの試験結果を証明する証明書
セット内容
この商品は、普通車約3台分を目安としたセットした内容です。
この商品には、施工に必要なスポンジとマジッククロスなども合わせて、お届け致します。
セット内容 | |
---|---|
本液 | 100cc×1 |
専用スポンジ | ×3 |
マジッククロス | ×2 |
小分けボトル | ×1 |
施工後に必要なマニュアルとお客様にお渡しする施工証明書やシール も合わせてお届け致します。
お客様にお渡しする資料 | |
---|---|
施工証明書 | ×3 |
施工シール | ×3 |
施工マニュアル | ×1 |
ダイヤモンドコート施工価格表
参考施工価格表 | 軽自動車 | 小型車 | 普通車(M) | 普通車(L) | ミニバン・RV |
---|---|---|---|---|---|
代表車種 | ムーヴ ワゴンR DAYZ NBOX |
イスト デミオ フィット アクア |
カローラ プリウス インサイト アクセラ |
クラウン フーガ レガシィ アテンザ |
ランドクルーザー ヴェルファイアー エルグランド デリカD:5 |
ボディ標準価格 (税抜き) |
50,000円 | 58,000円 | 60,000円 | 70,000円 | 78,000円 |
施工方法と使用上の注意
※この情報は、商品をお届けする際に、マニュアルとして、お渡しいたします。
作業工程 | 所要時間 | 作業内容 |
---|---|---|
1.手洗い洗車 | 30分 | ボデイ全体に水をかけます。(高圧で埃等をとばす) その後、カーシャンプーを使用し洗車スポンジでやさしく洗います。 カーシャンプーが残らないよう水でよく洗い流します。 |
2.鉄粉除去 | 30分 | ラストフレッシュ(鉄粉除去剤)を使用しボンネット中心に鉄粉付着が激しい部分にスプレーし2~3分程放置し紫色に反応したら残さず水で洗い流します。 マジックネンドでボデー全体を処理。 (ボデーに水が十分残った状態で必ずご使用下さい。) |
3.洗い・乾燥 | 60分 | ボデー全体を水洗い洗車します。 マジッククロスで拭き上げし、ドア周辺等に残った水分をエアーガンでとばします。その後、ボデー全体を乾燥させます。 |
4.マスキング | 30分 | 最小限のマスキングでOK。 |
5.下地処理 | 120分 | ノンシリコン専用コンパウンドを使用し、電動ポリッシャー(シングルアクションor ギアアクション)で鏡面に磨く。使用バフは専用スポンジバフ・ウールバフをボデーの状態により使い分けます。 ※新車時は、1.~3.の工程のみでOK。 |
6.拭き上げ | 20分 | ミクロセームを使用し、塗装の状態を確認しながらソフトに拭き上げます。 ※ガラスコーティングの密着性を高める為、NEW:プレトリートメント(脱脂剤)のご使用を推奨致します。 |
7.ダイヤモンドコート処理 | 60分 | 本液を専用ボトル約3分の1移します。(1台あたり/約30cc使用) 専用スポンジに本液を付けボデーに塗りこみます。 マジッククロスでムラが無いように完全に拭き上げます。 |
8.警告 | ※作業をする際はムラが見えやすい場所で行い、拭き残しが絶対に無いよう細心の注意をして下さい。約10分で硬化し始めますのですぐに拭き上げて下さい。 | |
9.乾燥 | 48時間 | 施工後は48時間雨に撃たれないよう注意して下さい。 施工後は約2時間で約80%硬化しますが、ベストな皮膜形成には48時間必要です。 施工後の保管場所は埃、水分の少ない場所で48時間保管下さい。 |
10.メンテナンス | ※基本は水洗いのみでOK。 専用メンテナンスキットもご用意しております。 |
よくある質問
- 5年間効果持続とありますがほんとうですか?
- 硬化後のガラスコーティング被膜は結合エネルギーが大きく、被膜が落ちる事はまずありませんが、 施工直後の超撥水性に関しては、お車の保管状況等により持続期間は変わります。
- メンテナンス方法について教えて下さい?
- 基本は水洗いのみでOKです。また専用メンテナンスキットもご用意しておりますので是非お試し下さい。
- 施工は難しいのですか?
- 本液は手塗りでOK簡単です。塗りこみ後すぐに硬化が始まりますので必ず専用マジッククロスですぐに拭き上げて下さい。その際ムラが残らないように注意して下さい。
- 下地処理について教えて下さい。
- 下地処理にはノンシリコンコンパウンドをご使用下さい。弊社では専用コンパウンド、NEW:プレトリートメント(業界最先端脱脂剤)をご用意しております。尚、ご不明な点がありましたら弊社スタッフまでお問い合わせ下さい。
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